デザイン

これだけ守れば大丈夫!プレゼン資料作成時のフォントのルール3選

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プレゼン資料を作る時に重要な要素はいくつかありますが、フォントは読みやすさとデザインを左右する重要な要素の1つです。

 

ただ、フォントと一言に言ってもかなり奥が深く、気を付けることも多いので、まずはこれだけは気を付けたいポイントを3つに絞ってルールにしました。

 

フォントの基礎ルール

 

イメージ画像付きで解説していくので、「知らなかったことがある」という方はさらっと読んでみてください。

 

こんな人におすすめ

  • どんなフォントを選んだら良いかわからない
  • フォントのカラーは何も考えずに黒にしている
  • 最適なフォントサイズがよくわからない

 

フォントテーマは、原則1種類

PowerPointやExcelなどのオフィスソフトでは、「明朝体」「游ゴシック」など多数のフォントが用意されており、簡単に変更できます。

色々と使いたくなる気持ちはわかるのですが、このフォントテーマに関しては、原則として1種類しか使わないようにしましょう。

 

デザイン上級者であれば、表現したいイメージに応じて意図的に複数のフォントテーマを使い分けるケースもあります。しかし、複数のフォントが混ざると、ほとんどの場合はチグハグな印象になってしまうので、初心者の方は極力1種類のフォントだけを使うようにしましょう。

 

様々なフォントテーマ

 

迷ったときは「游ゴシック」 or 「メイリオ」

「まだ使うフォントが決まってないけど、どれが良いかわからない」という場合は、「游ゴシック」か「メイリオ」を選ぶようにしましょう。

 

この2種類のフォントはWindowsにデフォルトで搭載されているので、他のPCで見た時に表示崩れなどが起こるリスクがありません。

また、読みやすく、太字にした時にしっかり強調されやすいようになっているので、使いやすいフォントだと言えるでしょう。

 

フォントカラーは、黒ではなくグレー

フォントカラーは、一般的に「黒」が基本だと思われがちですが、実は真っ黒よりもグレーの方が読みやすく美しいスライドに仕上がります。

 

PowerPointではRGBというスケールでカラーを設定できます。デフォルトでは真っ黒( RGB= [ 0, 0, 0 ])になっているので、グレー(RGB =[ 75, 75, 75 ] 程度を目安)に変更するようにしましょう。

 

黒とグレーの文字

 

毎回色を変えるのは面倒なので、スライドマスターの機能を使って、フォントカラーを変更しておくのがおすすめです。

 

 

フォントサイズは、コンテンツの強弱に応じ適切に調整

フォントサイズについては、各要素に応じて適切な範囲内でサイズを設定します。スライドサイズが一般的な4:3や16:9サイズの場合は、下記を目安に設定しましょう。

 

▼フォントサイズの目安表

要素 サイズ(目安)
タイトル 18~24pt
サマリー 14~20pt
本文 10~20pt
出典・補足 8pt

 

ちなみに、上記のルールに則ったフォントサイズで作ったスライドは以下のイメージになります。

フォントサイズのイメージ

 

さいごに

プレゼン資料を作る上で重要なフォントですが、下記3つのルールを守れば最低限綺麗に、読みやすく作ることができます。

知らなかったものがあった方は、ぜひ設定を見直してみてください。

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